スポーツチームや個人で行う競技のスポンサーになることは、誰でもなることは可能で、個人でも契約することができます。
2012年には、当時ロンドンオリンピックのマラソン代表だった選手が1人500円の個人スポンサーを募集し、結果として2万人を超える人が賛同するなど、個人レベルでもこうしたことは可能になっていますし、やり方次第では莫大なお金を手にすることができます。
特に世界で戦うスポーツ選手にとって活動費用は死活問題で、かなりの資金を捻出するためにアルバイト等をしている人も決して珍しくありません。
SNSの利用も大切
スポンサーシップになる利点としてはSNSでの広まりがあります。
以前はいかにテレビに企業のロゴが映るかが大事でしたが、最近はSNSの登場により、日本ではあまり知られていなくても、その競技の世界ではかなりの有名人という人のSNSには多くの人が訪れ、その影響力は計り知れません。
例えば、そこでスポンサーにはいつもお世話になっていますと、企業のロゴを紹介してもらえば、その企業に対するファンからの注目度やイメージが一気に上がります。このように、いくらマイナースポーツであったとしても、その競技の中で影響力を持つような人、もしくは今後活躍が期待できそうな人のスポンサーになることはメリットがとても大きく、支援の手がなかなか伸びない現状ほどその価値は高まります。
500円でスポンサーになれる例も
個人でもスポーツ選手のスポンサーになれるモデルケースとして、500円払うだけでもOKなスポンサーのあり方を紹介しましたが、仮に小額であっても、スポーツ選手を応援するためにお金を投資したいと思う人は数多くいます。
最近ではスタジアムの建設などにおいて、こうした小額でも可能なスポンサー契約が可能になっています。ボクシングにおいても、プロデビュー間もない人を熱心に支える支援者として二人三脚で世界を目指していくということもできます。
ただお金を出して、費用対効果を期待するだけでなく、夢を選手に託す行為ができることが最大の利点ともいえます。