企業がスポーツスポンサーになることで認知度アップになり得るのか

現在開催されているあらゆるスポーツ大会には、企業のスポンサーシップが不可欠だと言えます。

開催側は、スポンサー収入がなければ開催費用を捻出することが難しいのです。

また、スポーツチームにとっても企業におけるスポンサードは重要性が非常に高いのです。

チーム運営に必須となる支出を、自己資本や試合の入場料収入のみで補うことはほぼ不可能に近いため、広告収入という形式でスポンサードによる資金を必要としています。
このように、スポーツチームや大会の開催側としては企業によるスポンサーシップはなくてはならないものです。

企業にとってスポーツ投資は意味があるか?

 

一方で、企業にとってはどうでしょうか。

本業で得た利益をスポーツに投資することは意味があることなのでしょうか。

その答えは、確実にイエスだと言えます。
スポーツのスポンサーになるということは、会社の認知度アップに大きく貢献するのです。

例えば、スタジアムに会社名が入った看板を設置すればその試合を観戦した人のほぼ全員が看板を見て、会社名を覚えてもらえます。

会社名だけでなく、商品名などを入れておけばさらに認知度が上がるでしょう。

また、ユニフォームスポンサーになればユニフォームの胸部分に大きく会社名を入れられます。

この効果は絶大で、そのチームのファンが会社を認識することはもちろん、例えばユニフォームを着てスタジアムを訪れるファンと電車で乗り合わせた一般の人もユニフォームに刻まれてる会社名を目にすることになります。

チームのファンが、無償で会社の宣伝活動を行って認知度を上げてくれているようなものなのです。

スポーツがきっかけで好印象を与える

 
スポーツをきっかけにその企業のことを知った人は、その活動に対して好印象を持つはずです。

利益を追い求めるだけでなく、スポーツを通じた社会貢献も考えている会社だという印象を持ってくれるからです。
また、スポーツスポンサーになることは、これまでに購買層ではなかった人たちが会社名を目にするきっかけにもなり、さらなる認知度アップが期待できるのです。